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SLS Tokyo 2024に行ってきた(その3)- 女子予選編

予選の内容に入る前に、会場やセクションの印象など。

まず、会場がでかい、というか長い。
VIP席では席からセクションが近すぎて、間近のセクション以外はなかなか見づらい。色々なセクションのトリックを楽しみたいのならもう少し遠い席のほうがよいのかも。
まあ、近い席の良さはそこではなくて、近くで見るトリックの迫力とかかな。スケボーパークでも(危なくて)他の人のトリックをそこまで近くでは見ないし。

セクションの特徴としてはメインのカーブやレッジが緩くて長いみたいだった(正直その場では素人目にはようわからんかったが)。そのせいか難易度が高い複雑なトリックはあまりチャレンジしてなかったように思う。

例えば、女子では織田さんがよくやるようなフリップからのグラインドトリックをメインのレールでやってる人がいなかったとか。
レールトリックが得意なスケーター(グスタボ・リベイロとか)よりクリス・ジョスリンとかライアン・デセンゾとかステアトリックがメインのスケーターの方が有利だったのかな。
そんな中、最後にレールで複雑なトリックを決め切った白井さんは凄かった。

女子予選。2グループの上位3人が決勝に進出。

女子予選グループ1

マライア・デュラン、吉沢恋、中山楓奈、ライッサ・レアウ、赤間凛音

  • ライッサは最初のランで痛そうな転び方をしたせいか(その後膝を冷やしていた)、その後のベストトリックが不調。が、最後のトリックをミスると予選落ちになるのに、難易度の高いバックテールを決めてきたのがヤバかった!予選通過にそんな難易度のトリックいらんやろ
  • 中山はランの失敗が響いて予選落ち。が、バンクからのでかいセクションでのF/S Kグラインドがかっこよかったっす
  • 赤間と吉沢は安定感のあるトリックで予選通過。さすがです

女子予選グループ2

藤澤虹々可、上村葵、織田夢海、西矢椛、クロエ・コベル

  • ペイジ・ハインとロース・ズウェツロートが欠場。代わりに上村と藤澤がインで、日本人ばかりになったのがちょっと残念。ペイジとロース、見たかった
  • クロエは余裕の予選通過。ランでのフロントフィーブル全流しがインパクトありでした
  • 西矢はベストトリックを揃えられず残念ながら予選落ち。トリックの難易度を下げてシコシコ点数を稼いだら、実力的に余裕な気もするんだけど。何ですかねー、目指しているトリックと、コンテストで点が出るかどうかが合ってないように思えた。滑りは抜群にかっこいいんだけどなー

(続く)