前々回の記事に引き続きSLS TOKYOの話。
実際に競技がスタートして、予選から決勝、表彰式まで12:00~20:00の8時間ぶっ続け、満腹係数MAXの濃厚で最高の時間を過ごすことができました!
予選から決勝まで色々感想などを。
女子予選
- クロエの滑りが手足が長いからかカッコいい!技の出来も、難易度&安定感とも一人抜けている気がした。
- パメラ・ローザの滑りも勢いと迫力があってよかったっす。決勝でも見たかった。。
- 中山楓奈の生フロントKグラインドが見れたのも満足満足。
男子予選1
- 全体的に男子のトリックは異次元過ぎて口ポカーン、やばすぎでした。
- このグループは何といっても、一度見たかった生ジョスリンを見れたことですな!トリックが速くてデカくて最高でした!!
- 池田大暉は、欠場のグスタボ・リベイロ(見たかった)の代役なのに落ち着いている&技がキレキレでした。他の代役のメンバーはちょっと苦戦気味だったのにすごいっす。
男子予選2
- このグループで一番嬉しかったのは、シェーン・オニールのいい滑りが見れたこと。最近のコンテストではちょっと微妙な感じで今回どうなんかな?と思っていたが、ビッグセクションにトライしたり難易度が高いトリックをバシバシ決めたり、本気&調子がよさそうで、見たいと思っていたシェーンが見れて大満足でした。
- あと印象深かったのは、ダショーン・ジョーダンのラン。スピード感&迫力&安定感があって、ランだとこの人が一番カッコよかったすねー。
- フィリペ・モタは、若いのに安定感があるトリックで、そつなく予選突破かな?と思ったが、現地ではあまり説明がない中トリックが取り消され予選落ち(残念)。現地の放送でもう少し説明がほしかったかな?
男子予選3
- この組が予選の中で一番の激戦だったんじゃないでしょうか!正直この組だけで、いいもん見せてもらった感でお腹一杯になりました。
- ナイジャは厳しい組に入ってプレッシャー半端ないんじゃないかと思いましたが、さすが貫禄の予選突破。一本のラン中のトリック数とか、独特の動きの柔らかさからのトリックの凄さとか、生ナイジャを見れて最高でした!
- 練習から見ていて、この組で一番キレキレで調子良かったのは、ヴィンセント・ミルーだと思う。ランとシングルトリック前半までは完璧だったんで、シングルトリック後半で点数が伸びなくて決勝で見れなかったのは残念でした。今回、男女予選決勝を通して一番印象に残っているのはヴィンセントで、スケーティングもトリックも(服装も)スタイリッシュでカッコよかったっす。(後で偶然ツーショット写真+サインを貰うことが出来て感謝感激!←ミーハーか)
- あと、37歳のライアン・デセンドもめちゃめちゃ調子良さそうで、ナイジャやヴィンセントとがっぷり四つの勝負をしているのにオジさん的には少し感動しました。
男子予選4
- この組はやっぱり堀米さんにつきますな。地元開催で予選突破できなかったらどうしようと、(なぜか)こちらが心配してしまいましたが、そんな心配無用の余裕の予選通過でした。スケーティング&トリックがスムーズすぎてボーっと見てるとあまり凄そうに見えないけど、他の誰も真似できなさそうな超絶トリックがやばかったです。
- あとブレイデン・ホーバンがスタイリッシュでかっこよかったっすね。もっと点数出てもよさそうだったが、全体的にニコンレッジでメイクしても難易度高そうな割にあまり点数が出ない感じでした。(それで堀米はニコンレッジを使ってなかったのかも)
- ルアン・オリベイラはちょっと調子微妙そうできたが、日本に来てくれてありがとうという感じで、生で見られただけでも感激でした!
女子決勝
- ライッサは勝って当然の立場からか、緊張気味というか余裕がないように見えた。そのせいなのか点数があまり伸びず、シングルトリックの途中から心が折れ気味のように見えた。女子の中で技術的には抜けてるように見えたんで、もっと点が出てもいいと思ったんだけどなー。ちょっとかわいそうでした。
- 西矢は地元にも拘らずリラックスしていて(男子予選の合間にツーショット写真+サインを貰いました←ミーハー)、調子良さそうでした。決めないといけないラストトリックでニコンレッジのスミスをきちんと決めて、さすがメンタルすごいなーと思いましたが、ニコンレッジはメイクしても点数が渋い傾向にあったんで、こだわらず他のセクション(ロングレールとか)で稼いだ方が勝ちに近づいたのでは?(素人考えか)あと、ヴィンセントと妙に仲良くしていたのが気になったが、偶然その二人からゴンズのスマホケースにサインを貰えたのはアディダス繋がりで何かおもしろいっすね。
- クロエの最後のトリック(スイッチフリップ)のナインクラブは何でそんなに点数が出るのか正直よくわからん。メイク後の大げさなガッツポーズはアピール臭くてあんまり好きじゃないっすねー。まあ、全体の出来でいえば西矢より上に感じたんで、1位は納得ではあります。
男子決勝
- 男子決勝は、何といっても堀米スゲーの一言ですね。圧倒的でした。勝負所でほぼノーミス&高難易度でナインクラブ連発で、ダントツの優勝文句なしでした。東京オリンピックや前のUPRISINGもそうだけど、地元でみんなが勝ってほしいと思っている舞台で期待に応えるのが無茶苦茶かっこいいです!
- 前回優勝のケルビン・ホフラーは予選免除の決勝スタート組で、予選組と比べると会場に慣れる時間が足りなかったのか、何かリズムに乗れず自分の力を出せてない感じでした。ケルビンは大体どんな大会でも上位に来ているんで、堀米やナイジャ達と際どい勝負が見られるのかと期待していたのだが、ちょっと残念でした。ライッサも決勝スタート組でリズムに乗れてなさそうだったんで、今回決勝スタート組は難しかったのかな?(だとすると、決勝スタート組で2位の西矢はすごいな)
- 2位は池田大暉。ナイジャに競り勝っての2位は立派でした。別に地元忖度とかはなく(多分)、普通に実力で2位に値するキレキレのトリック(特にシングルトリックの4本目)ですごかったです。
- ナイジャは前半は予選に引き続き王者らしいさすがの滑りでしたが、後半メイクできず3位どまり。シングルトリックの最後、メイクして欲しかったなー。
客入りは思ったよりよかったです。予選の時は空席がちょっと目立ったが、決勝になるとほぼ満員でした!
会場の盛り上がりも最高だったし、この調子なら来年もやってくれるかなー。